まもって自己暗示!

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どうでもいいんですけど、オリンピックやってますね。リオデジャネイロで。小学生の頃なんかよく「日本の裏側はブラジルだ」なんて話をした記憶がちょくちょくあるんですが、ちょうど12時間の時差のあるリオデジャネイロからのLIVE映像とか見てると、まったくその通りなんだなぁと今更になって実感がわいてきました。夜8時ごろにテレビをつけてオリンピックの映像を見てると観客席ががらがらで、「何で客があんまりいないんだろう…?」なんて疑問に思ったりもするんですが、そりゃ自分だったら平日の朝8時からバドミントンの試合見に行こうなんてそうそう思わないですよね。

あとオリンピックで気になるところといえば、僕の場合は実況と解説者です。あ、いや別に、「○○さんの実況が大好き!」というわけじゃなく、実況も解説も日本びいき過ぎるところがとにかく気になります。確かに、オリンピックって国別対抗ってところが大きいので、そういう気持ちになるのはすごくよくわかるんですけど、解説者が日本:相手国=8:2ぐらいでしか情報を伝えないのっていくらなんでもひどくない?せめて中立であろうとする姿勢ぐらいは見せてほしい…。じゃないと相手のことなんもわからないし。

 

それはそうと、僕は中高生の頃は6年間ずっと卓球部だったんですよ。知ってる人ほとんどいないと思うし、なんなら同級生だって僕が卓球部だったって覚えてる人ほとんどいないと思うんですけど。だって幽霊部員だったんだんですから。僕ですらオリンピックで卓球の試合を見て自分が卓球部だったって思い出したぐらいなもんです。

そんな僕なんですけど、中学1、2年の頃は妙な活躍をしたことをよく覚えてます。部活で行く卓球の試合は毎回2日間あったんですけど、1日目の前半に団体戦、後半に個人戦の1回戦を行って、2日目は個人戦の2回戦以降を行うというスケジュールでした。僕のときはあんまりやる気がない部活だったので、はっきり言って超弱いうえに僕みたいな幽霊部員ですらレギュラーメンバーみたいなところで、当然団体戦なんかあっさり負けるんです。大切なのはこの先。もし全員が個人戦を1回戦敗退で終わってしまうと、2日目は学校で自習しなければならない。逆に誰か1人でも2回戦に進めば2日目に学校に行かなくて済むという寸法だったんですが、先輩たちはことごとく負け試合を喫していきました。そうしてついに僕の番がやってきたので卓球台まで向かったのですが、なんだか対戦相手は妙に挙動不審で、試合が始まり少しすると僕は確信しました。

 

「なんだ、こいつも超初心者じゃないか。」

 

僕の数少ない経験で物を語るのもアレなんですが、卓球って多分、自分のミスによる失点がめちゃくちゃに多いスポーツだと思うんですよ。自分も相手もこれだけ下手なら、どうにか相手のコート内に球を入れることだけを考えればいいんじゃないのか?そう考えた僕はよほどのチャンスボールが来ない限りはとりあえず相手コートに返すことだけを意識してピンポン球を打ち返していたのですが、へたくそなりに頑張ってたら1回戦を突破してしまいました。1日目が終わってみると1回戦を突破したのは僕だけ。一番部活に来てない人だけが勝ったってのはどうかと思うんですけど、無事に2日目に学校に行く必要はなくなり、2日目に当たった選手は中級者ぐらいだったの当然のように負け、午前中で帰路に就くことができました。ちなみにこれが中1の頃の話で、中2の時も全く同じ状況で1回戦突破したのですが、2回戦で当たった相手がなぜかシード選手でそれはもうボコボコにされました。あぁ、シードってのは本当に都合がいいようにできてるんだなって実感した瞬間でした。

 

そんな中学生の頃に「卓球って超怖い…」と思った時があって、それは上で書いた試合中に起こりました。当時卓球の福原愛選手が超もてはやされてた時代でもあったので(今回のリオオリンピックでも活躍してましたね)、自分に点が入ると

「サーッ!!!!」

と超でかい声で叫ぶのはなんだかイメージがあったのですが、どうも卓球で声を出すのは点が決まった時だけじゃないみたいです。例えばそれは、相手のサーブの時。妙に口元が動きぶつぶつと何かを呟いているのが聞こえてきました。何言ってるのか気になって耳を澄ませてみると、

 

 

「…俺はできる俺はできる俺はできる俺はできる俺は…」

 

 

 

 

例えばそれは、僕に点が入った時。

 

 

「…今のはまぐれだ。俺は勝てる俺は勝てる俺は勝てる俺は…」

 

 

 

 

例えばそれは、相手が凡ミスをした時。

 

 

「…大丈夫、ドンマイ俺。まだやれるまだやれる…」

 

 

 

 

例えばそれは、相手が点を取った時。

 

 

「サーッ!!!よし!もう一点もう一点…」

 

 

 

 

それぞれの時の僕↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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