一面の銀世界が見たくて北海道まで行ってきた-2日目:さっぽろ雪まつり&小樽編-

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北海道旅行2日目は、札幌市内のホテルで不穏な声を聴くところから始まる…。

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本日の北海道は午後から大寒波が到来

「本日の札幌の最低気温は…午後から寒波が到来し、急激に気温が下がるでしょう…」

ホテルで身支度をしていると、テレビから不穏なアナウンスが。2日目の予定は、今日からまさに開幕するさっぽろ雪まつり。午後から大寒波と言いながら、朝の時点で軽く雪が降っているような気温で、外の寒さが見て取れました。

巨大な雪像が並ぶ、さっぽろ雪まつり

ホテルの外に出ると、案の定結構寒かった…。今日はレンタカーを借りる予定はないので、さっぽろ雪まつり会場に付いたとたんに、朝から友人たちと一緒にホットワインをちょびちょび飲みながら雪像を見て回りました。ワインを飲めば体はあったまるものの、気温が低いので飲み物はどんどん冷えていくし、頻繁にトイレに行きたくなる…。トイレは公園内の随所にあったので、困ることはなかったです。

カップヌードル像の上には登ることもできた

昨晩もちらっと塀の外から見たけど、大通公園の各所に作られた雪像は迫力満点。こんなに巨大で精巧な像が雪だけでできているなんて…。

巨像以外にも、小型の市民雪像が会場のあちこちに無数に立てられていました。どれもかなりクオリティが高くて凄い。中には建造中に崩れたのか、残骸と化しているものもあったけど。

昼食は飲食ブースで買ったジンギスカン+ホットモヒート。この頃になると寒波が到来して、気温がグッと下がり吹雪になってきた。楽しいけど寒さが辛い。ジンギスカンが凄まじい勢いで冷めるので、暖かいうちに一気に食べたんですが、なかなかおいしかったです。

大通公園の雪まつり会場は一周して見終わったので、最後にさっぽろテレビ塔に上って、会場を見下ろす。吹雪いているので遠くまで見渡せなかったけど、会場の広さがよくわかりますね。

ちなみに雪まつりはあと2か所でもやっているんですが、今回は両方ともパス。次なる地へと向かいます。

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札幌駅から小樽に向かう

さっぽろ雪まつりは堪能したので、ホテルに預けた荷物を受け取って札幌駅へ。次なる予定は小樽市。

と、その前に札幌駅のJRタワー展望室で札幌市内を一望。テレビ塔より高いので、昨日今日と廻った場所が大体よく見える。この頃には吹雪も収まっていたので、遠くまですっきり見渡せて気持ちがよかった。空いてるのもなかなかいい感じ。

ちなみに、ここの男子トイレの開放感が半端じゃないので、一度行ってみるのがいいと思います(笑)。

小樽は札幌以上に雪に覆われていた

札幌駅から電車に揺られること約40分。暖かい車内は心地よい眠気を誘ってくれるけど、外の世界は雪に覆われた住宅地だったり、寒空の下荒れ狂う日本海だったりと、初めて見る景色に心が踊らされるようでした。

小樽に付くと、札幌とはまた違った世界が目の前に。札幌ほど通りが除雪されていないので、車道と歩道の境目すらわかりません。踏み固められた雪がガチガチに固まっていてそこらじゅうがツルツル滑る…。地面を踏みつけるように慎重に歩いてホテルにたどり着いた一行は、早速小樽の街をぶらつくことに。

駅前の道をまっすぐ歩けば到着する小樽運河。雪に埋もれつつも、赤レンガの街並みはなかなか美しいものがあります。これといって特に何かすることがあるわけじゃないのにもかかわらず、観光客がこんなにいっぱいいるのはすごい。ちなみに中国・韓国系の人が多かったです。

あとはちょっとわき道にそれてみると、雰囲気のいい感じにガラス細工の店やオルゴール店、おみやげ物屋が立ち並び、あまりいやらしさがない程度に観光地として賑わいを見せてました。ただ…小樽ガラスって有名だけど、その割には意外と普通な感じも…。

日も落ちてきて気温も下がってきたので、ここいらで夕食。向かったのは小樽運河沿いにある小樽ビール醸造所に併設されているドイツ料理店。ドイツ流の地ビールと共にいただくドイツ料理の荒れやこれがこれまたうまい!

タオルが本当に凍ることに感動

ドイツ料理を堪能して外に出ると、どうやら気温が-7度程度まで冷え込んだ模様。あたりを見渡すと人通りはほとんどなく、街はしんと静まり返ってました。

一方で僕らは初めて見る巨大なつららに大興奮して遊んだり、雪を投げ合ったりして遊んでいたのですが、ふと気づくと手袋や帽子が凍りつつあることに気が付きました。どうも降っている雪や、つららの表面の水分が布に吸い込まれ、それが凍ってしまった模様。ってことはもしかして…タオルが凍るのでは!?

ホテルに戻ってフェイスタオルを水で濡らし、ホテルの外でブンブン回してみると…だんだんと硬くなっていって…3分ほど経過すると…

こんな感じにカチンコチンに。すごい…本当に凍るんだ…あれフィクションじゃなかったんだ…。

北海道の冬の厳しい寒さに大興奮しながら、小樽の夜を過ごしたのでした。

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